新聞をめくるカサカサという音が気になるらしい。寄ってきて新聞の端を噛んだり、前足で押さえたりする。一番やっかいなのが、新聞を広げて読んでいると間違いなく寄ってきて新聞の上に座ったり、横になることだ。眠いわけでもないだろうが、動こうとしない。もちろん邪魔をしようとも思っていないだろう。で、こんな写真のようなことになる。喜んでいるのかどうかは分からない。こちらとしては新聞は読みづらいが、癒されるシーンである。ただ近頃は新聞の音にも慣れたのか飽きたのか、見向きもしなくなったのは寂しい限りだ。

大きくなるにつれて朗太の行動パターンは変わってきて、存在感の示し方も「鳴く」という武器を手に入れてからは、盛んに使い始めた。これだと確実に我々夫婦が反応するからである。なので、朗太が目覚めている時は、時間に関係なく朗太の都合で鳴き声を変えながら気を引こうとするのだ。
幼かった頃はここで紹介する写真のように、目の前に陣取るという直接的な行動で気を引こうとしていたのだ。パソコンのモニターの前に座り込む。キーボードの上を歩く。マウスの横で寝る。などの数々の「邪魔」を繰り返してきたのだが、今ではそれが懐かしい。

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