ナマステ/ネパール顛末記

後記

会社のスタッフと行く旅行も楽しいのだが、今回の旅はかなり楽しませていただいた。ネパールという目的地もさることながら、同年輩の夫婦が集って行く旅はことのほか楽しい旅となった。モノを見たり歩いたりするペースに差がないと、こんなにもラクなのものかと改めて感じる次第であった。
この旅を計画し、誘っていただいた高岡さんには大いに感謝しなければならない。文中でも触れたが、これまでの旅行の中で最高枚数の写真を撮った。カトマンズという被写体がこの上なく素晴らしかった。街も人も暮らしも、つまらないところが一つも無かった。 中でも、バクタプルやキルティプル、パタンは印象に残った。

短い時間ではあったが、ネパールの人々のナマの暮らしを見ることができて、私なりに満足のいく写真も撮れた(と思う)。デブさんが立てたプランの素晴らしさと我々への心遣いのおかげでもある。特にパタンの町では、彼の地元ということもあってか、通りすがりの観光客では行けない路地を抜け、外人観光客など来たこともない(たぶん…)居酒屋に入ることもできた。結局思い出に残るのは名所旧跡ではなく人々の暮らしに触れることなのだと、つくづく思った。フィリムを体験すると、こんなもんじゃないもっとスゴイ思いを感じることになるのだろう。高岡氏を見て、そうも思った。

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